20・30代注意!「夫源病」の根深い病根の断ち方 共働き妻は器の小さい男に心底苦しんでいる

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② 妻の年収や肩書が上がった

仕事上、自分より下に見ていた妻の稼ぎやポジションが自分を超えると、夫のプライドはひどく傷つくものです。表面上おおらかに見えても、ほとんどの男性は、「器が小さい」と見て間違いありません。「男性はコンプレックスの塊」という言葉を耳にします。つまり、いくつになっても子どもっぽいということです。そんな夫のプライドがズタズタになり、その矛先が妻に向かうようです。

③ ほかの用事を優先し、自分をおろそかにする

どちらかと言うと、女性は男性より協調性のある人が多いと思います。そのため、人付き合いが多く、それによるメリットもあると思います。しかし、意固地なタイプの夫は、これが実に気に入らない。かと言って、休日は一緒に出掛けるわけでもなく、帰宅しても会話をするわけでもない。ただただ、外交的な妻が許せないようです。

価値観や性格の違いを認められない

④ 仕事で家事がおろそかになるのが許せない

女性は責任感が強いと言われています。ましてや、新しい仕事、新しい環境において、信頼関係を築くまで時間とエネルギーが必要です。ついつい頑張りすぎて、帰宅後はいつものように家事ができないこともあるでしょう。しかし、それが許せないのが夫です。だからと言って、率先して家事を手伝うわけでもないのです。

⑤ 自分の親兄弟、友人を否定する

結婚相手とは、価値観が違うところに引かれて結婚する人も多いはずです。しかし、月日が経つと、その歪みが出てくるものです。今まで大切にしていた友人や、自分の実家を否定してくる夫がいます。正義感の強い妻は、そんな暴言に耐えられなくなってしまうのです。

従来型の夫源病は、夫の退職後に発症していました。定年後、自らの存在価値(収入、肩書、部下など)を失った夫と、自らの生活を乱された妻のストレスが原因でした。しかし、若年性の場合は、その限りではありません。夫婦それぞれの価値観や性格の違いが、2人の間に溝を作り、それが悪いほうへ発展してしまうようです。

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