セブン、ネット取り扱い高1兆円目指す

鈴木CEOの掲げる野望

11月18日、セブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文会長兼CEOは、グループのネット関連の取扱高を5000億円―1兆円に拡大させると述べた。写真は1月、都内で撮影(2013年 ロイター/Yuriko Nakao)

[東京 18日 ロイター] -セブン&アイ・ホールディングス<3382.T>の鈴木敏文会長兼CEOは18日、記者団に対し、グループのネット関連の取扱高を5000億円―1兆円に拡大させると述べた。2014年2月期計画の1500億円から大幅な伸長となる。

同社は、ネットとリアル店舗を融合させた「オムニチャネル化」を目指している。鈴木CEOは「セブンイレブンをはじめとして、グループ各社が参画することで、(店舗数などで)優位な立場にある。より強く推し進めて行きたい」と述べた。

目標数値の達成時期については「1―2年でどのように波に乗れるか、乗せることができるか。波に乗れれば、5000億円―1兆円はそう遠い日ではない」とした。これまで、17年2月期に5000億円の目標を掲げている。

セブン―イレブン・ジャパンは、ことし創業40周年を迎え、18日には都内で記念パーティーを開いた。あいさつの中で、鈴木CEOは「今年度1500店を新規出店するが、来年度は1600店をオープンする」とし、5万店に達した国内コンビニ市場の飽和説を一蹴、さらなる出店を進める考えを示した。

鈴木CEOは「網の目をより細かくしていかないと、より便利にはならない。時代の変化に対応できないところはドロップアウトしていくが、変化に対して挑戦していくところは伸び続けていく」とし、少子高齢化など時代の変化が同社のビジネスにとってプラスになると指摘した。

(清水律子)

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