夫と死別、41歳主婦が勝ち取った年収600万円

「AI時代」が来ても人生はやり直しできるはず

41歳専業主婦で夫と死別。でも今は年収600万円に(写真:fast&slow)

今回、私たちファイナンシャル・プランナーの事務所に「おカネの相談」に来たのは、41歳(相談当時)の専業主婦D子さん。3カ月前に若くして夫を脳卒中で亡くし、しばらく食事もろくにとれないような状態が続いていたそうです。しかし、「そろそろ今後のことをきちんと考えなければ・・・」と、友人のご紹介で相談にいらしたのでした。41歳の若さで夫を失うとは、とてもつらいだろうと思いましたが、早速、お話を聞いてみることにしました。

6歳年下の夫との「突然の別れ」

D子さんは、11年前の30歳の時に6歳年下の夫B男さんと知り合い、交際がスタート。当時24歳だったB男さんは、出版社で編集者として働いていました。交際から2年後に二人はめでたく結婚。しかしB男さんの仕事は激務で平日も週末も仕事三昧…。ほとんど一緒にいる時間がなかったそうです。

それを気にしたB男さんは、B男さんが31歳の時に独立を決意。フリーの編集者になったそうです。その時D子さんは37歳でした。

正社員で働いているときよりは、自由な時間を持てるようになりましたが、結局、独立しても仕事獲得のための営業や人脈作りなどで奔走する日々だったそうです。

独立して約4年、やっと仕事も安定して入るようになり「ワークライフバランスも実現できるかな」と思った矢先、B男さんは外出先で倒れ、即入院。入院して1週間後には、帰らぬ人となりました。脳卒中でした。

D子さんは、B男さんが激務だったため、体の心配はしていましたが、6歳年下の夫がまさか自分よりも先に死んでしまうとは夢にも思っていなかったそうです。1人きりの生活を想像したことがなかったD子さんは、途方に暮れてしまったそうです。

次ページD子さんは自営業の公的保障の薄さに愕然とした
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