米新規失業保険申請は減少 労働市場の回復は依然緩やか

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11月14日、米新規失業保険申請件数は33万9000件と、前週から2000件減少した。写真はニューヨークの就職フェア会場で6月撮影(2013年 ロイター/Lucas Jackson)

[ワシントン 14日 ロイター] -米労働省が14日発表した11月9日までの週の新規失業保険申請件数は、季節調整済みで33万9000件と、前週から2000件減少した。ただ、前週の申請件数が上方修正されたため、労働市場の回復が依然緩やかであることが示された。

市場は33万件への減少を見込んでいた。

前週の申請件数は5000件の上方改訂となった。

労働市場の動向をより正確に示すとされる4週間移動平均は5750件減少し、34万4000件となった。米経済は内需が力強さを欠くため、失業率を大幅に低下させるような雇用創出の状況には至っていない。

11月2日までの週の受給総数は287万4000件と、前週から横ばいだった。

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