三井住友FG、セディナに疑わしい取引? 三井住友銀行と反社会的勢力のデータ共有化を急ぐが

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セディナ以外のグループのノンバンクである、三井住友カード、三井住友ファイナンス&リース、SMBC日興証券、SMBCコンシューマーファイナンスといった会社との間では、三井住友銀行との反社会的勢力の情報の共有は完了している。

宮田社長は「今回の(みずほ)問題が起きる前から、(セディナとの)データ共有を予定していたが、今回の問題が起きて、さらにどれくらい早められるかの検討を行い、半年程度早めることにした」というが、「サイズの問題もあり、いっぺんにデータを共有できるシステムを開発するには、来年度上半期までかかる」とする。

三井住友フィナンシャルグループ全体としての反社会的勢力との関係遮断の取り組みは、まだ途上段階にあるといえそうだ。

 

福田 淳 東洋経済 記者

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ふくだ じゅん / Jun Fukuda

『会社四季報』編集部、『週刊東洋経済』編集部などを経て編集局記者。

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