「新人営業マン」がやらかす、笑えない失敗7選 メール誤送信、アポ間違い…油断は禁物です

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失敗談5 「誰も見ていないと思ったので……」

「今どきの若者な感じの新人女性Nさんが配属。ちゃんと営業しているか心配でしたが、悪い意味で、予想を上回った」と嘆くのがOA販社のKさん。ある日、保守担当のスタッフから、「Nさんがイタリアンレストランでサボってる」と聞いたそうだ。

「実は顧客からも同じようなタレコミを受けていたので、問いただしてみると、サボっていることを白状。その日は2時間半もレストランにいたそうです。あきれて物が言えませんでした」

外出先では誰に見られているかわからない。移動中や休憩中でも、自制心のある行動を心掛けたい。

失敗談6 「うまく入れられなかったもので……」

「ちゃんとやらなくてはいけない、という気持ちはわかりますが、限度がある」と話すのは、生命保険会社に勤めるIさん。指摘するのは、配属されてきた新人Tさんの行動だ。

電話セールスをしていた時、留守電メッセージが、時間内に収まらず、途切れることを繰り返していたという。

「そこでやり直していたのですが、何度も何度も同じことを繰り返し、30分以上やり直し続けていたのです。いま考えると、電話セールスが嫌で、時間稼ぎをしていたのかもしれないですけど」

留守電に限らず、1つの業務に時間をかけ過ぎないよう、意識しておきたい。

隠そうとしてもバレる

失敗談7 「ごまかせると思ったのに……」

医療機器メーカーに勤めるEさんは、同じ部署に配属された新入社員がやらかしたトラブルについて話す。

「病院のイベントにメーカーとして参加予定だったのですが、寝坊して参加しなかったんです。しかし、上司に黙っていたらしく、上司が知ったのは、後日、病院の担当者から『〇〇さんが来てなかった』と報告があったから。こっぴどくしかられていました」

寝坊して参加しなかったこともいけないが、もっと問題なのは、上司にその失敗を隠そうとしたことだ。こうしたことが一度でもあると、上司や同僚から信用されなくなる。その代償は大きいと心得よう。

以上の7つの失敗談、心当たりはないだろうか。「1つもない」という優秀な人も、アポイントの間違いなどを油断してやってしまうこともある。いま一度、意識しておこう。

杉山 直隆 オフィス解体新書・代表

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すぎやま なおたか / Naotaka Sugiyama

1975年生まれ。専修大学法学部卒業後、カデナクリエイト入社。ビジネス誌やビジネス書、企業の社内報・PR誌の執筆・編集を主に手がける。2016年に独立(屋号:オフィス解体新書)。社会人インターンシップ情報を紹介するブログメディア「30歳からのインターンシップ」を立ち上げ、取材活動をしている。共著に『課長・部長のための労務管理 問題解決の基本』『図解&事例で学ぶ入社1年目の教科書』『クイズ商売脳の鍛え方』など。

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