トランプ再選キャンペーン旗は中国製だった

懲罰的関税の対象となる可能性

 7月25日、トランプ米大統領が2期目を目指す選挙キャンペーン「トランプ2020」で使われる旗の生産が始まっているが、中国東部で作られていることから、大統領自身が打ち出した懲罰的関税の対象となる可能性がありそうだ。24日撮影(2018年 ロイター/Aly Song)

[FUYANG(中国安徽省) 25日 ロイター] - トランプ米大統領が2期目を目指す選挙キャンペーン「トランプ2020」で使われる旗の生産が始まっているが、中国東部で作られていることから、大統領自身が打ち出した懲罰的関税の対象となる可能性がありそうだ。

「Keep America Great!」の文字が躍る旗は、安徽省の工場で生産されている。女性がミシンで縁取りを作ったり、別の従業員らが畳んで出荷用に荷造りしたりと、作業が進んでいる。

工場長は、3月からこれまでに9万枚を生産しており、この時期にしては異例の多さだと説明。背景に米中貿易戦争があると指摘し、「関税引き上げ前に作っておこうとしている」と述べた。

工場長は、旗は1枚約1ドルという安さだが、中国から有利な貿易条件を引き出そうとするトランプ大統領の圧力でこの安値が脅かされており、大統領の強硬姿勢が最終的に供給業者を遠ざける結果になると指摘する。「(大統領が)これまでのように関税引き上げを要求し続けたり、反中国派の人々に同意し続けたりすれば、生産注文は受けられなくなっていくだろう」と述べた。

縫製担当の女性は、「中国を標的とするトランプ大統領の関税はある程度影響すると分かっているが、われわれは(ほかの)海外の旗も毎日生産しており、まったく心配していない」と述べた。

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