ソフトバンク、フォード幹部引き抜きのワケ 米政府への働き掛け強化

6月29日、ソフトバンクグループが、米政府への働き掛けを強化するため、米自動車大手フォード・モーター<F.N>のグループ副社長であるジアド・オジャクリ氏を引き抜いたことが分かった。写真は東京で2015年8月撮影(2018年 ロイター/Yuya Shino)
[29日 ロイター] - ソフトバンクグループ<9984.T>が、米政府への働き掛けを強化するため、米自動車大手フォード・モーター<F.N>のグループ副社長であるジアド・オジャクリ氏を引き抜いたことが分かった。
オジャクリ氏は声明で「ソフトバンクは米経済の成長に貢献しており、非常に重要な会社だ。米国内外における同社の政府問題慣行の構築に携われることを光栄に思う」と述べた。
同氏は2004年以降、フォードと政府の関係戦略で中心的な役割を果たしてきた。7月15日にフォードを去り、8月1日にソフトバンクに移籍する。
トランプ米大統領は28日、ソフトバンクの孫正義最高経営責任者(CEO)が米国での投資を720億ドルに拡大したと述べた。これは孫氏が以前表明していた500億ドル超を大幅に上回る。
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