CEOまでが欠席する米IT企業の株主総会軽視 取締役の出席率が低い企業が目立っている

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対極として、他のいくつかのハイテク企業では総会をサイバースペースで行っており、そこでは、役員の欠席は目立たない。

ネットフリックスでは、6月6日のオンライン限定の年次総会に、11人の取締役のうちCEOのリード・ヘイスティングス氏を含む2人だけが出席した。総会が対面で開催された2017年には3人目の取締役も出席していた。

オンラインフォーマットの総会は、会議を欠席したい取締役のための「大きな可能性」である、と頻繁に株主提案権を行使する活動家兼投資家であるジョン・シェブデン氏は述べる。

ネットフリックスの広報担当者は、出席についてコメントすることを拒否したが、「透明性の高い取締役会を慣行とする」と述べた。 シェブデン氏の苦情に応えて、ネットフリックスは、「バーチャル」総会について、株主にとってよりアクセスしやすいと語った。

ツイッターではCEOだけが出席

ツイッターの取締役9人のうち、これもオンラインのみで開催された5月30日の総会で出席が確認されたのは、CEOのジャック・ドーシー氏だけであった。昨年のツイッターの総会には2人の役員が参加ているが、2016年の6人、2015年の5人からは減少している。

ツイッターの広報担当者は、この数字についてコメントすることを拒否したが、オンラインフォーマット総会は株主参加を促進することを目的としていると述べた。

(文:ロス・カーバー、編集:ビル・リグビー)

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