同窓会不倫にハマった39歳「元美少女」の末路 お腹の中の子どもは夫の子?不倫相手の子?

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デートは、東京が地元の2人とは関係ない、横浜と大宮で行ったという。彼から平日の夜に呼び出されたらすぐに応じていた。デート時間は19時に待ち合わせて、食事をして、23時に帰宅するというパターンが多かった。その間、息子はどうしていたのだろうか。

「1人でお留守番させていました。もう9歳だから、夕飯さえ作っておけば、なんとかなります。最初の頃はデート中も心配で、家の電話に連絡していましたが、夢中で『マインクラフト』(ゲーム)をしている息子は“大丈夫だから連絡しないで”と言ってきたんです」

働く母の子どもは孤独に強く、自立も早い。筆者が不倫女性を取材した中では、小学校1年生(6歳)の子どもを1人で留守番させていた母親がいた。

真知子さんが不倫相手とデートをした回数は、今までに4回。最初のデートはレストランで食事を一緒に楽しんだが、2回目以降は居酒屋でサッと食べてすぐにホテルに行ったという。

「私の気持ちは熱くなるのですが、相手の気持ちは冷めていくのが伝わってきました。4回目のデートのときに知ったのですが、彼の奥さんは12歳年下だったんです。それを知った直後、“私は奥さん以下なんだ”と思ってしまったんですよね。年齢の劣等感でちょっと恋心も冷めたというか……」

妊娠が発覚

その直後、真知子さんは妊娠していることに気が付く。彼女は不倫と並行しつつ、夫とも週に1回程度夫婦の営みを持っていた。

「夫は性欲が比較的強く、出産直後に“風俗に行ってよ”と言ったら、“奥さんとヤッていればタダだから”と言われたんです。ずっと膣外射精をしていて、今まで妊娠しなかったのに、このタイミングで妊娠するのが不思議なんです。彼とも同じ避妊方法でした。時期的に考えると、おそらく夫なのですが、そうとも言い切れない部分があります」

妊娠が発覚したことをきっかけに、真知子さんは彼と距離を置く。

「2人目が欲しいと思いながらも、なかなかできなかったので、できれば産みたい。どちらの子どもかどうかなんて、生まれてみないとわからないし、どうせ産んだところで、私がワンオペ育児をすることは決まっています。夫には安定期に入ってから伝えようと思っています。きっと彼はケチだから、3万円近くするDNA検査などしないでしょうから」

沢木 文 Writer&Editor

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さわき あや / Aya Sawaki

1976年東京都足立区生まれ。大学在学中よりファッション雑誌の編集に携わる。恋愛、結婚、出産などをテーマとした記事を担当。著書に『貧困女子のリアル』 『不倫女子のリアル』(ともに小学館新書)がある。
 

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