世界最大の「無印良品」にみる無印の"未来形" 堺北花田でスーパーマーケットをビルトイン
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無農薬、オーガニックも取り扱う(筆者撮影)
野菜は地元・堺や泉佐野、貝塚などの近郊、さらに大阪、京都など周辺にも広げて生産者と連携。朝採れ野菜をはじめ、旬の新鮮なものを届け、無農薬、オーガニックも取り扱う。こうしたアイテムを中心に品揃えしながら市場から調達した一般的なものも取り扱い、カット野菜もそろえ、幅広ニーズを取り込もうとしている。
無印らしい売場づくり
売場内に作業スペースを設けて、来店客とのコミュニケーションを図ることも目指す。オリジナル木製の什器に木箱、ザル、桶なども使い陳列、無印らしい売場づくりを行っている。農具のディスプレーで演出、一般的なSMとは違う雰囲気を出している。
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近郊野菜など生産者直送の野菜はコーナー化して展開している。貝塚産「南川さんの木積の竹の子」100g158円、泉佐野産「三浦さんの水ナス」1個216円、 京都産「植田さんの京きゅうり」2本158円など生産者の名前入りで売られている。青森産「林さんちの早煮ごぼう」1本238円のように遠隔地のものも。大阪堺植物工場(大阪府立大学中百舌鳥キャンパスにある完全閉鎖型の植物工場で野菜を生産)のアイテムや、エサなどにこだわる地元・堺のヨシダファームのたまご6個518円も取り扱う(筆者撮影)
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葉物、トマト、ジャガ芋などの根菜、モヤシといったSMの青果売場に並ぶ一般的な商品も数多く展開されている。キャベツ298円(半分では158円)、ダイコン198円、トマト2個298円など価格もSM並み。モヤシは緑豆モヤシ38円、細モヤシ38円、雅モヤシ58円、大豆モヤシ98円の5アイテム。トマトはトマトベリー100g216円、とさかみトマト100g156円、和田さんの塩トマト1パック498円、中嶋農法1箱398円とこだわりアイテムをそろえる(筆者撮影)
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果物は青果売場の前面で展開。高糖度のリンゴなどでおいしさを追求し、メロンなどの贈答用のアイテムも用意。生産者直送アイテムも取り扱いながら、「チキータバナナ」などの通常商品も販売する(筆者撮影)
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