任天堂・君島社長が退任、後任は古川常務

「考えていたタイミングよりも少し早まった」

 4月26日、任天堂は、君島達己社長が退任すると発表した。6月28日開催予定の株主総会で、取締役の任期満了に伴い代表取締役も退任する。写真は都内で昨年1月撮影(2018年 ロイター/Kim Kyung Hoon)

[東京 26日 ロイター] - 任天堂<7974.T>は26日、古川俊太郎常務が社長に昇格する人事を発表した。君島達己社長は相談役に退く。

君島社長はこのタイミングでの交代について、家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の立ち上げや任天堂の勢いを取り戻すという自身の役割を説明した上で、その達成が「100%とは言わないが、ある程度見えた」と説明。2018年3月期決算が期初に想定していたよりも良かったことから「当初考えていたタイミングよりも少し早まった。それだけ勢いがついてきた」と語った。

古川次期社長は「この業界は天国と地獄しかない。任天堂が他の会社とは違う独創的なものを作れるかどうかにかかっており、これができなくなると存在価値がなくなる。この精神を結果に結び付けていくことが一番大切だ」と意気込んだ。

6月28日開催の定時株主総会とその後の取締役会の決議を経て、正式決定する。

スイッチ2000万台

同社は同日、2019年3月期(日本基準)の営業利益は前年比26.7%増の2250億円を見込んでいると発表した。スイッチの大ヒットで、2010年3月期以来9年ぶりの高水準となる見通し。

ただ、会社予想はトムソン・ロイターが調べたアナリスト21人の予測平均値3087億円を大きく下回った。

売上高は前年比13.7%増の1兆2000億円を予想。2010年3月期以来の高水準。

今期のスイッチ販売はハードが2000万台、ソフトが1億本を計画。前期はそれぞれ1505万台、6351万本だった。

想定為替レートは1ドル105円、1ユーロ125円。

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