「腕時計型デバイス」はけっこう使えるかも デザインは野暮ったいけどハイテクなガジェット
9月にアップルが発表したiPhone5sはCPUの高速化、指紋認証機能以外には、機能面で大きな革新をみせることはなかった。これには世界中のアップルファンが、少しがっかりしたはずだ。ウワサされていた腕時計型デバイス「iWacth」への言及もなかった。
それに対し、アップルのライバル、サムスン電子は同じ9月に新味のあるデバイスを発表している。それがグーグルの最新OSである「Android(アンドロイド)4.3」を搭載した「GALAXY Note (ノート)3」と、アンドロイド4.3専用の腕時計型端末「GALAXY Gear(ギア)」だ。
ノートのディスプレイサイズは約5.7インチもあり、スマートフォンとタブレットの中間に位置する、いわゆる「ファブレット(フォーンとタブレットの造語)」と呼ばれる端末である。
ノートの最大の特徴は、ペンタッチ入力を基本としていること。ペンタブレットメーカーであるワコムが製造する専用の収納式タッチペンが付属しており、これを使うことで、手書き入力などができる。日本では従来からノートを扱っていたNTTドコモに加え、KDDIも販売する。10月下旬以降に発売される予定だ。
見た目はゴツイがけっこう軽い
そして今回のモデルの目玉は、アンドロイド4.3専用の腕時計型デバイス、ギアと連携できること。ぱっと見た目にはごついオモチャのようだが73.8グラムと、かなり軽いため装着感があまりない。ノートと連携することにより、いろいろなことができる。
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