ダイエー赤字も、イオン効果で金利負担軽減

店舗投資の再開が可能に

中間決算は減損が響き144億円の最終赤字。黒字化のメドはいつか。

引き続きダイエーの販売不振は目を覆わんばかりだ。3日に発表された2014年2月期第2四半期決算によれば、同期の既存店売上高は前年同期比1%減となり、前期後半の不採算店閉鎖の影響もあり売上高は2.6%減収、また商品値下げに伴う粗利益率の低下から営業損益は41億円の赤字となった。さらに最終損益も老朽店舗の建て替え費用の前倒し計上や店舗の減損損失の計上から144億円の赤字となった。

8月にTOB(株式公開買い付け)を通じ、イオンの子会社となったダイエーだが、村井正平社長は「全く準備なく単に身(利益)を削って値下げを行ってきた。最終利益の黒字化は早くて来15年2月期」と話す。また「営業利益は今期黒字化したい」とするが、計画営業利益10億円の達成は極めて微妙と言える状況だ。

次ページ厳しかった銀行団の姿勢
ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 非学歴エリートの熱血キャリア相談
  • 財新
  • コロナウイルスの恐怖
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
-

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

ログインしてコメントを書く(400文字以内)
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
日本の経常収支に構造変化<br>10年後には赤字化も?

ドル円相場が不思議な安定を続けています。その背後に日本企業や投資家の行動変化があり、統計数値として経常収支に表れます。10年後に経常黒字が消え、通貨の信認を問われる時代になる可能性を踏まえ、国も企業も戦略を構築しておく必要があります。