37歳「セレブ妻」が隠し続ける苦しい台所事情

夫の会社の業績悪化で人生が一変!

B子さんは「今までみんなからチヤホヤされる人生だったから、こんな惨めな自分になるなんて思いもしなかった……。夫におカネのことも任せっきりで、ぜいたくすることしか考えてこなかったバチがあたったのかも……」と、肩を落としていました。

玉の輿結婚は、一見、女性なら一度はあこがれる理想的な結婚のように見えます。しかし、自分に収入がなく夫に依存している状況は、実はとても不安定な中で、生活をしていることになります。

「いっときの恥」を乗り越え「自立する主婦」に

今は、先が見えず、大企業でも倒産したり、業績が急悪化する時代です。夫が経営者でも、いつまでも高収入でいる保証はありませんし、病気やケガで働けなくなってしまう可能性もあります。今回のB子さんのように、夫にアクシデントが起きると、生活を維持することができなくなってしまいます。

世の中の流れを見ても、少子高齢化が加速し人口が減少する中、女性の労働に期待するだけでなく、配偶者控除の見直しや第3号被保険廃止の議論など、専業主婦の優遇制度の見直しが本格的に行われようとしています。主婦も自立することを真剣に求められている時代なのです。

妻が専業主婦の家庭の男性たちと話をしていると、「先行き不透明な今の時代、自分だけの肩にすべて責任がかかってくるのはプレッシャーなんですよ」と言う人は少なくありません。もはや男性も、1人で家族を養わなければならないのは、荷が重いのです。

ともかくB子さんは、複雑な思いを抱えながらも「自立への1歩」を踏み出しました。誰もがうらやむ家庭でも、いつアクシデントが襲ってくるかわかりません。それでも家族一人ひとりが精神的にも経済的にも自立していれば、アクシデントを乗り越えることができるのではないでしょうか。

1つ心配なのは、B子さんがしきりに「周りの評判」ばかりを気にしていたことです。確かに「周りの評判」は「大事な資産」の1つかもしれませんが、自分のため、家族のために働くことは何も恥ずかしいことではないはずです。B子さんのような場合、一時的には本人には恥ずかしいかもしれません。しかしその先の将来を考えれば何も怖いことはありません。むしろ、外で働くことで経済的なリスクは減りますし、自分の人生を楽しく明るいものにできるのではないでしょうか。

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