有名「女子校制服」、メルカリ大量出品の裏側 白百合・品川女子・・・誰が売っているのか?

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精神保健福祉士・社会福祉士の斉藤章佳氏は、「倒錯的なアダルトコンテンツを見たら即、犯罪に走るというわけではないが、多くの性犯罪加害者の実態を踏まえると、アダルトコンテンツがあるから犯罪が抑制されるということはない。倒錯的サイトを繰り返し見ているうちに、現実とファンタジーの境界があいまいになる。実際、そのたぐいのサイトを繰り返し何度も見ているうちに、模倣して自分もやってみようと思った、と告白した加害者はいる」と言う。

斉藤氏は日本で初めて痴漢の実態を明らかにした『男が痴漢になる理由』の著者で、アジア最大規模の依存症治療施設である東京の榎本クリニックで、ソーシャルワーカーとして1200人以上の痴漢常習者を含む性犯罪者の治療に当たってきた。

斉藤氏によれば、痴漢の多くは「会社ではまじめで優秀なサラリーマン、家庭ではよき夫であり父親であるような、ごく普通の男性」であり、「電車の中でたまたま手の甲が女性の体に当たっても何も起きなかったなど、小さな“成功体験”の積み重ねによって、痴漢行為をエスカレートさせ、しだいに常習化し、逮捕されるまでやめられなくなる」という。

目的は性欲を満たすことよりも、「非日常的なスリルとリスクを味わい支配欲や優越感を満たすこと」にあり、「制服は従順の象徴であり、恰好のターゲット」(同)。

痴漢常習者がキャバクラで本物の制服で接客を受ければ、本物の制服の生地のにおいや手触りを体験する。電車で乗り合わせた女生徒が、同じ手触り、同じにおいの制服を着ている。アダルトコンテンツで見たものと同じ制服を着ている。こういったことは「痴漢行為の間接的トリガーに十分なりうる」と警鐘を鳴らす。

格段に下がったハードル

ブルセラショップに制服を売ってしまう女生徒は昔からいる。しかし、かつてのブルセラショップはマンションの一室など目立たない場所にあり、訪ねること自体にかなり高いハードルがあった。

だが、メルカリならスマートフォンを操作するだけで簡単に売りに出せる。落札者に自分の住所を開示せずに発送することも可能だ。誰がどんな目的で購入するのか想像しにくく、以前よりも格段にハードルが下がっていることは間違いない。

いったいなぜ、彼女たちは制服を売るのか。参考になりそうなのが、オークション相場の検索サイトを運営するオークファンのデータだ。ヤフオク!での制服の落札数が増えるのは7月だという。12月、1月は最も落札数が少ない。

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