トランプ大統領が支持率40%を回復した理由 「一般教書演説」で政権2年目の方向性を読む

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さて、ここからは恒例の競馬コーナーだ。

先日、将棋の佐藤康光九段と森内俊之九段の紫綬褒章受章の記念祝賀会に駆け付けた。会場には、当欄の執筆仲間である山崎元さんも来ていた。筆者の棋力はペーパードライバーもいいところだが、やまげんさんは東大将棋部出身の本格派。ワシらは何も競馬ばかりしているのではないのである。

「ところで山崎さん、将棋の記事は書かないんですか?」

「競馬や株の予想は勢いで書けるけど、将棋は自分より強い人に読まれると恥ずかしいからねえ…」 

そうか、ワシらが競馬の予想を堂々と書けるのは、読者から「どうせアンタも損してるんでしょっ!」と見られているからなのか。ちょっと悔しいが、それももっともな話である。気を取り直して、週末の東京新聞杯(2月4日、東京競馬場11R、G3)を当てに行きたい。

東京新聞杯の本命はサトノアレス本命で

東京新聞杯は府中で行われる古馬のマイル戦。安田記念やヴィクトリアマイルと同じコースだ。しかるにまだ寒いこの時期、本気で勝ちに来る馬も居れば、まだエンジンがかかっていない馬も居る。従って予想が当たりにくい。過去10年で1番人気が1度も来ていない。2日の金曜日に降った雪の影響も気になるところだ。

ここはG1実績があって、有利な内枠を得たアドマイヤリードとサトノアレスを狙い目としよう。いずれもクリストフ・ルメール騎手が騎乗しているが、この週末、あいにくルメールは騎乗停止で、藤岡康太騎手と柴山雄一騎手に乗り替わりとなっている。

「デムルメ」(ミルコ・デムーロ騎手とルメール騎手)が居ない重賞レースは久しぶりな気がするが、ここはサトノアレスを本命、アドマイヤリードを対抗とする。穴認定はリスグラシュー。前回の日経新春杯予想に続いて連勝と行きたいものだ。

かんべえ(吉崎 達彦) 双日総合研究所チーフエコノミスト

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Kanbee

吉崎達彦/1960年富山県生まれ。双日総合研究所チーフエコノミスト。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役などを経て2004年から現職。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。

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