中国でフェイスブック、ツイッターが解禁? 上海で解禁も「後の祭り」か
[北京 25日 ロイター] - 29日に始動する中国の上海自由貿易試験区(FTZ)では、米ソーシャルネットワークサービス(SNS)のフェイスブック
騰訊HD(テンセント・ホールディングス)<0700.HK>や新浪
中国当局は、国内でのフェイスブックとツイッターの使用を2009年に禁止。しかし、24日付の香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは、29日に発足するFTZでは同措置が解除されると伝えた。
ただ、世界で最も有望かつ規制の厳しいネット市場の1つである中国で、両社が世界で享受してきた成功を再現するには、今回のタイミングは遅過ぎるかもしれない。
中国を拠点とするソーシャルメディア情報企業「CIC」のサム・フレミング最高経営責任者(CEO)は、「中国のソーシャルメディアは世界で最も成熟し、洗練された状況にある」と指摘。また「SNSはニッチではなく、中国のインターネットでは主軸になっている」とし、新たなサービスが入り込む余地は少ないとの見方を示した。