iPhone Xは「好調」か、それとも「低迷」か アナリストの見方が真っ二つに
iPhoneXの生産・販売台数の見通しについては、アナリストの間で見方が大きく分かれている。
出荷台数の予測が最も低いのは、JLウォーレン・キャピタルの2500万台。「高価格」と「興味深いイノベーションの欠如」を理由に挙げている。
出荷台数の予測が最も高いのは、ループ・キャピタル。先週、第1・四半期の出荷台数を4000万─4500万台と予測した。ジェフリーズも、第1・四半期の販売を4000万台前後とみている。
部品減産はiPhone8が関係している可能性も
ローゼンブラット・セキュリティーズのアナリスト、Jun Zhang氏によると、iPhoneXは「iPhone8」と同じ部品を使っており、アジアの部品メーカーが生産を減らしているとの報道は、iPhone8と関係している可能性が高いという。
同氏は第1・四半期のiPhoneXの生産台数予測を3500万台で据え置いた。
同氏をはじめとする複数のアナリストによると、中級機種のユーザーは、端末を長期間する保有する傾向があるため、iPhone8の販売は「iPhone7」やiPhoneXに比べて低迷している。
ロイターが中国のソーシャルメディアの情報を分析したところ、iPhoneXへの関心は、発売時期の前後に急上昇したが、2014年に発売された人気機種「iPhone6」と比べると、関心は薄い。
中国版ツイッター「微博(ウェイボー)」では今月これまでにiPhoneXに関する言及が497万件あったが、iPhone6は2014年の同時期に1100万件以上の言及があった。
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