FIFAがスペインに警告、W杯出場権はく奪も スペイン・サッカー連盟の新会長選に絡んで
[バルセロナ 15日 ロイター] - 国際サッカー連盟(FIFA)は15日、スペイン・サッカー連盟(RFEF)に対して、同連盟の新会長選挙に政府が介入することは2018年ワールドカップ(W杯)ロシア大会への出場権はく奪につながる可能性があると警告した。
同連盟ではアンヘル・マリア・ビジャール前会長が汚職容疑で逮捕され、現在はフアンルイス・ラレア氏が暫定で会長代理を務めており、スペイン政府のスポーツ委員会が新たに会長選を行うよう求めているという。
FIFAは15日、声明でRFEFに対して「FIFAに加盟する協会、連盟は活動を独立して行わなければならない」「第三者の関与があってはならない」とする書簡を送ったことを認めた。数週間以内にFIFAと欧州サッカー連盟(UEFA)の代表団をマドリードに送り、状況を分析するとした。
RFEFは声明で、警告された内容はスポーツ相に伝えており、本件について検討会議を予定しているとコメント。「スペイン代表にはW杯に出場してほしいと誰もが願っている」と述べた。
現在アブダビで開催中のクラブワールドカップ(W杯)にレアル・マドリードの一員として出場中のスペイン代表主将セルヒオラモスは、「スペインが国内の問題で出場権を失うとは考えにくい」とコメントした。
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