ここから先は、競馬ファンのみ御用達のコーナーとなる。
今週末はチャンピオンズカップ(12月3日、中京競馬場11R)。かつてはジャパンカップダートと呼ばれ、ダート馬の世界一決定戦という触れ込みであった。ところが海外からの参戦が少ないものだから、2014年にはとうとう国際招待制を廃止することになり、日本一決定戦に仕切り直しをした。場所も阪神から中京競馬場に移して、今年は4回目である。
過去3回分のデータをひも解くと、とにかく荒れる。2015年なんて、12番人気―3番人気―5番人気で3連単が31万円でしたからな。中京競馬場1800mは高低差もあって癖のあるコース。人気を見ると、サウンドトゥルー、テイエムジンソク、アウォーディーの3頭が堅そうだが、おそらくその通りには来ないのではないか。
ついでに言えば、今回は優勝請負人ミルコ・デムーロ騎手が騎乗しない、というのも悩ましい。何しろ先々週のぐっちーさんのように、「困ったときのミルコ馬券」で取っちゃう人もおりますからなあ。
ジャパンカップダートは、欲張らずゴールドドリームで
そこでどうするか。悩ましいところながら、距離は違うものの、同じくダートのG1競争だった、今年のフェブラリーステークス(2月19日、東京競馬場11R、距離は1600)の覇者、ゴールドドリームを指名してみよう。最近はドバイ、大井、盛岡と「3連敗」しているので、程よく人気が落ちているのがかえってありがたい。そして鞍上は名手ライアン・ムーア騎手。1年を通じて日本で騎乗しているわけでもないのに、11月25日には、なんと1日6勝を挙げてJRA通算100勝を達成している。そろそろG1勝ちが来ても不思議はないところだ。
当日は欲張らずに複勝で十分。あるいは人気3頭のうち、調子の良さそうな馬にワイドで流すのも面白い。目指すは12月24日の有馬記念に向けての自己資本増強だ。酉の市に参ったご利益で「商売繁盛!」と行きたいところである。
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