「Apple Watch 3」、使って分かった真の価値 「未来のモバイル」を体験できる!

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Apple Watchがこれまで取り組んできた、身に着けるコンピュータの世界は、特に自分を知ること、つまりワークアウトや普段のアクティビティにフォーカスされてきた。これによって人々は、普段運動が足りないことに気づき、また自分の運動の達成度を測り、チャレンジができるようになった。

Apple Watchはこうした「自分を知ること」を、日常的なスポーツから、日常的な健康に広げつつある。ヘルスコンシャスなライフスタイルを目指すなら、Apple Watch Series 3は欠かせないデバイスとなったのだ。

Apple Watch Series 3は、未来のモバイル通信の一端を体験することができるウエアラブルデバイスであり、使う人は自分の健康や体調などにより興味を持つことができる。

ウエアラブルデバイスとして独立して動作する時間を作り出すセルラー対応は、スマートフォンが欠かせないライフスタイルを送る現代人にとって、スマホがない時間を作り出し、スポーツや子育てなどに集中する時間をもたらしてくれるだろう。

もちろん、アップルのデバイスらしく、watchOS 4に対応するアプリを開発する開発者のアイデアによって、Apple Watchとセルラー対応の新たな可能性が切り開かれていくことになる。

Apple Watch単体での連続通話は「1時間」

ペアリングはiPhoneとApple Watchを近づけるだけで始めることができ、より手軽に設定が可能となった(筆者撮影)

ただし、動作時間の問題がある。バッテリーの容量の関係から、Apple Watch Series 3がiPhoneから独立して動作できる時間は、まだまだ限られているのだ。

iPhoneとのペアリングをした状態で18時間の動作時間を確保することはこれまでと同じだが、iPhoneとのペアリングを解除しセルラー通信を利用する際は連続通話は1時間、セルラー通信とGPSを利用しながらの屋外ワークアウトは4時間のバッテリー持続時間となっている。

そのため、iPhoneを忘れて出かけて、1日の仕事を終えて帰宅するまでバッテリーを持たせることは、まだ難しいかもしれない。その分、Apple Watch単体で過ごす時間の価値から、未来のモバイルの姿を想像することが、楽しい作業になるかもしれないが……。

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最後に、セルラー契約についてだ。

米国では各キャリアとも、月額10ドルでApple Watchでのセルラー通信に対応することができる。これに対して日本では、iPhoneと同じ番号で利用するApple Watch向けのプランは月額350円から500円で利用でき、米国の半額以下と、世界で最も利用しやすい国になるだろう。

もしセルラー通信が不要という人は、セルラーなしのApple Watch Series 3(3万6800円~)が用意されており、こちらも高度計、心拍機能などを利用することができる。未来のモバイルへの興味、iPhoneを持たない時間の充実を、セルラーの有無の判断材料にするといいだろう。

松村 太郎 ジャーナリスト

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まつむら たろう / Taro Matsumura

1980年生まれ。慶應義塾大学政策・メディア研究科卒。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)、キャスタリア株式会社取締役研究責任者、ビジネス・ブレークスルー大学講師。著書に『LinkedInスタートブック』(日経BP)、『スマートフォン新時代』(NTT出版)、監訳に『「ソーシャルラーニング」入門』(日経BP)など。

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