「Apple Watch 3」、使って分かった真の価値 「未来のモバイル」を体験できる!

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これまでどおり、アルミニウム(4万5800円~)、ステンレススチール(6万4800円~)、セラミック(13万9800円~)の3種類の素材が用意されるが、アルミニウムのゴールドは1色に統一され、またセラミックにもグレイが追加された。光によっては少し緑っぽい色みも見せる面白い色だ。

セルラーモデルと通常モデルの区別は、デジタルクラウンが赤く塗られているかどうか。赤いデジタルクラウンがセルラーモデルということになる。なお、ステンレススチールとセラミックには、GPS単体モデルの用意はない。

新製品に合わせて登場した新しいバンド「スポーツループ」。金具がなく、マジックテープで固定する仕組みで、より軽く、また手首にフィットさせるのも簡単だ(筆者撮影)

またApple Watch Series 3に合わせて、新たに「スポーツループ」というバンドが登場した。

このバンドは金属パーツを排除しウーブンナイロンバンドよりも軽量で、ちょうどスポーツ用のリストバンドのようにやわらかな素材をマジックテープで固定するバンドだ。

Apple Watchが驚くほど軽い装着感になり、さまざまなスポーツや日常を軽快に過ごすことができるようになる。既存のユーザーにもぜひ、試してみてほしいバンドだ。

Apple Watchの「セルラー通信」でできること

Apple Watchは通常、iPhoneのセルラー通信もしくはWi-Fiでのネット接続を、Bluetoothを介して利用している。あるいは既知のWi-Fiネットワークであれば、Apple Watch単体でも利用することができる。

セルラーモデルのApple Watch Series 3では、iPhoneとのBluetoothペアリングやWi-Fiネットワークへの接続が解除されると、自動的にWatchのセルラー通信で、Apple Watchを接続する。

たとえば、iPhoneを自宅に置いて、ジョギングに出かけたり、ちょっと買い物に出かけるとき、Apple Watchのセルラー通信を利用するというイメージだ。

セルラー通信をサポートするApple Watchでできることは、iPhoneで利用する通信サービス利用とほぼ同じだ。

音声通話はiPhoneの電話番号を用いる通常の通話と、FaceTimeオーディオなども含まれる。また、SMSやiMessage、LINEなどのメッセージのやり取りも可能だ。またSiriや音声入力、各アプリでの通信利用が含まれる。

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