若き韓国サムスントップ、「懲役5年」の苦渋

「朴大統領の支援を期待して贈賄」と地裁判決

 8月25日、韓国のソウル中央地裁は、贈賄罪などに問われたサムスングループ事実上のトップである李在鎔被告(サムスン電子副会長、写真右)の判決公判を開き、懲役5年の判決を言い渡した。写真はソウルで撮影(2017年 ロイター)

[ソウル 25日 ロイター] - 韓国のソウル中央地裁は25日、贈賄罪などに問われたサムスングループ事実上のトップである李在鎔被告(49、サムスン電子<005930.KS>副会長)の判決公判を開き、懲役5年の判決を言い渡した。

地裁は、李被告が当時大統領だった朴槿恵被告からの支援を期待して賄賂を提供したとの判断を示した。また、海外での資産隠蔽や横領、偽証の罪でも有罪とした。

一方、李被告は不正行為を否定しており、弁護人の1人は「判決内容の全てが受け入れられない」と述べ、控訴することを明らかにした。

懲役5年は韓国経済を牛耳る財閥のトップに対する刑期としては過去最長級。韓国の法律では3年を上回る懲役刑は執行猶予が付かない。求刑は懲役12年だった。

KAIST(韓国科学技術院)のChang Sea-jin教授は「今回の判決は財閥にとってターニングポイントとなる。財閥は過去、法律を恐れていなかった。なぜなら法律は財閥に寛大だったからだ。李被告に対する今回の判決は厳格な法執行の前例となり、財閥は警戒を強めるだろう」と述べた。

ソウル株式市場では同日、サムスン電子株が1%安で終了。

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