家計分担が「不公平」な共働き夫婦の打開策

けんかを辞さず不満のある側が交渉せよ!

共働き夫婦の場合、1つの家計に2つのお財布(収入)があることになりますが、その分担をめぐってどちらかにシワ寄せが行くことがままあります。いったい、どうするのが正解なのでしょうか(写真:kikuo / PIXTA)

共働き夫婦の世帯数は、2000年以来、専業主婦世帯数を上回り、現在では1:2の比率で圧倒的多数となりました(2017年版 内閣府「男女共同参画白書」)。夫婦共働きであることは、世帯収入の向上や、どちらかが仕事を続けられなくなった場合のリスクヘッジができるという点でマネープラン上大きなメリットがあります。

2つの財布で1つの家計をやりくりする難しさ

ただ、2つの財布(所得)で1つの家計を管理するのは、思いのほか難しいものです。分担の仕方やバランスをめぐって、思わぬトラブルに発展することも珍しくありません。

給与は基本的に本人の銀行口座に振り込まれますから、共働きをすれば2つの入金先が生じます。一方で、同居世帯である以上は支出すべき家計は1つです。夫婦間で、支出の配分をうまく管理する必要があります。

ただ、実際には2人とも仕事が忙しく、また子どもがいれば育児でドタバタしていることも多く、結果として、おカネの管理がすさんになってしまったり、その結果どちらかに負担がかたよることになってしまいかねません。いったい、どうすればうまくやり繰りできるのでしょうか。

まず、多くの夫婦が陥ってしまうケースを見てみましょう。それは、妻のほうに負担のシワ寄せが来ているケースです。

次ページ多くの夫婦が陥る「超不公平」な家計分担とは?
マーケットの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • ぐんぐん伸びる子は何が違うのか?
  • 仲人はミタ-婚活現場からのリアルボイス-
  • グローバルアイ
  • 最新の週刊東洋経済
トレンドライブラリーAD
人気の動画
東芝、会社「3分割」に残る懸念
東芝、会社「3分割」に残る懸念
節約志向で「安い食品ばかり買う」人の重大盲点
節約志向で「安い食品ばかり買う」人の重大盲点
百貨店の最終兵器「外商ビジネス」が抱える難題
百貨店の最終兵器「外商ビジネス」が抱える難題
EVの切り札?夢の「全固体電池」は何がスゴいのか
EVの切り札?夢の「全固体電池」は何がスゴいのか
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
「非財務」で生きる会社、死ぬ<br>会社 企業価値の新常識

今や株価を決める最大の要因は「非財務情報」というのが世界の常識に。優れた開示を行えば企業価値の向上につながる一方で、開示が不十分だと株を売られるリスクも。企業価値の新常識をめぐる混乱とその対処法に迫りました。

東洋経済education×ICT