だが三菱UFJ信託は今回もタダでは取引に応じなかった。同じ発表でMUFGはグループの投資信託運用会社である三菱UFJ国際投信を三菱UFJ信託の完全子会社とすることも決定。三菱UFJ信託をMUFGの資産運用部門の中核企業とすることを鮮明にしたのだ。
信託銀行の業務は、通常の銀行業務に加え、金銭や有価証券などの信託業務、そこで必要となる資産運用、さらに不動産仲介や証券代行、相続関連など併営業務からなっている。信託や併営業務は文字どおり独壇場だが、実は資産運用でも市場で主役級のプレーヤーだ。企業年金や金融・事業法人などを顧客に持つが、なかでも企業年金向けの運用残高シェアで信託銀行は過半を占めている。
この記事は有料会員限定です
残り 1325文字
