日本のビール、韓国で大人気のワケ

アサヒ、サッポロなど日本勢がシェア拡大

量販店であるイーマートやロッテマートなど店舗の酒類販売コーナーにも、輸入ビールが並べられている。全国各地にも、世界のビールを販売するフランチャイズチェーンも出てきた。韓国のビールでは感じられない新しい味にほれた消費者は輸入ビールを好むようになっている。

輸入ビール業者はソウル市内のあちこちに専門店をオープン。梨泰院(イテウォン)や弘大(ホンデ)、清潭(チョンダム)洞、新沙(シンサ)洞では、輸入ビールブランドの直営店もお目見え。6月単月で日本を代表するビールブランドであるキリンの「キリン一番搾りガーデン」、イタリアのプレミアムビール「イリーカフェ」、ドイツの「サスティモンク」がオープンした。

ビール輸入業者であるベストバイ&ビバリッジ社のキム・スンハク社長は、「韓国はビール市場の規模に比べて、実際に消費者の手に触れられるビールの酒類があまりにも少なかった。多様な味を打ち出した輸入ビールの人気は当分続くだろう」と見ている。

輸入ビールツートップはアサヒ、サッポロ

今年上半期、輸入ビールのトップは日本のアサヒビールだった。2位も日本のサッポロビール。同期間、ロッテマートで販売された日本ビールの売上高を見ると、日本ビール売り上げ全体の53%をアサヒ、続いてサッポロが25.6%、サントリーが12.5%、キリンが8.8%となった。アサヒビールの中では、スーパードライが最も売れた。サッポロ、サントリー、キリンでは、いずれも黒ビールの販売高が多かった。

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