そうおもったそのひから
じぶんのしには じぶんのなまえでしょめいをし
べつのじんかくには べつのなまえでしょめいをした
するとわたしのしは じんかくによって
はっきりとちがいがあらわれた
こうげきてきなじんかく
こどものじんかく
そして わたしじしんのじんかく
どれもわたしであって わたしではなかった
しをかくにつれ
はりさけそうな心がかいほうされていった
なんぺんもかきつづって からっぽになり
またすぐいっぱいになった
それがくりかえされ わたしは
べつじんかくとの
つきあいがわかってきた
しをかくと あいてのこともみえてきた
そしてあるひ そのたのじんかくはとざされた
それは まったくのじぶんじしんのしょうりだった
わたしはいま ひとりのじんかくとしていきている
それはたくさんのしをつづってきて
心をじぶんで はあくできたからだ
いま はたちのひをむかえることができたのは
たくさんのあいじょうにつつんでくれた
りょうしんのおかげであるのはもちろんのこと
たくさんのしが わたしじしんを
いかしてくれたということに ほかならない
しは わたしがいまのわたしになるための
たいせつなとおりみちだった
しをかくことは
わたしじしんをかいほうするこういだった
わたしのしをよむすべての人たちに
わたしがたちなおったように
あきらめずにいきてもらいたい
