ディズニーで超VIP待遇されるカードの正体 「秘密の部屋」でゆったり休憩し、先頭で入場

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ラウンジチケットは、請求してから1週間程度で郵送されてくる。その後、チケットに記載されている電話番号に直接電話し、利用日時を予約することになる。1枚につき4人までの利用と明記されているが、実際には5人以上でも受け付けてくれるため、2世帯、3世帯でラウンジを利用することも可能だ。

ザ・クラスの会員はUSJの人気アトラクション「フライングダイナソー」のラウンジも利用できる(筆者撮影)

ザ・クラスの特典として利用できるテーマパークは、東京ディズニーリゾートのラウンジのみならず、ユニバーサルスタジオジャパンの人気アトラクション「ザ・フライング・ダイナソー」内ラウンジの利用券も請求可能だ。

USJのJCBラウンジの場合、この特典を受けられるカードの種類が増える。JCBザ・クラス以外でも、JCBブランドのプラチナカードで利用可能なのだ。個人カードの場合は、「プラチナローズカードJCB」(年会費2万5000円+税)、「楽天ブラックカード(JCB)」(年会費3万円+税)、「セディナプラチナカード(JCB)」(年会費3万円+税)、「JAL・JCBカード プラチナ」(年会費3万1000円+税)、「ANA JCBカード プレミアム」(年会費7万円+税)が対象となる。ただし、楽天ブラックカードとセディナプラチナカードは招待制となっている。

1年間でディズニー1回、USJ1回のみ利用できる

もっとも、いつでも無制限に利用できるわけではないのでご注意を。JCBラウンジご利用券の請求可能期間は、4月から翌3月までの1年間。請求日から1年間の有効期限内で、東京ディズニーリゾートとUSJで、それぞれ1回ずつしか請求することができないのだ。

セディナプラチナカードの会員になれば、サンリオピューロランドのVIPルームを利用することが可能だ(筆者撮影)

テーマパークでのVIP待遇を特典にしているのは、JCBだけではない。「サンリオピューロランド」では、セディナプラチナカードを保有していれば、結婚式などでしか使用できない「館のレストラン」のVIPルームを利用することが可能だ。

こちらもセディナプラチナカードデスクで事前予約をしてから、4月から翌3月までに1回の利用が可能になる。さらに、人気キャラクターが会いに来てくれる特典や、パレードの優先席が用意される特典もある。

以上のプラチナカードを保有するためには、いずれも2万円から5万円の年会費を支払う必要がある。入会するにはかなり勇気がいる金額だ。魅惑の特典と高い年会費をてんびんにかけて、入会を目指すべきかどうかを決めてみるといいだろう。

菊地 崇仁 ポイント交換案内サービス「ポイ探」代表取締役社長

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きくち たけひと / Takahito Kikuchi

北海道札幌市出身。1998年に法政大学工学部を卒業後、同年日本電信電話株式会社(現NTT東日本)に入社。社内システムの開発、Lモードの料金システム開発、フレッツ網の機器検証等に携わり2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。2006年、ポイント交換案内サービス「ポイ探」の開発に携わり、2011年3月代表取締役に就任。58枚のクレジットカード(2017年6月時点)を保有し、約120万円の年会費を支払っている。一般カードからプラチナカード等のプレミアムカードを実際に保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。すべてのカードを利用し、おトクな使い方、おすすめの使い方を日々研究中。

著書に『新かんたんポイント&カード生活 』(自由国民社)などがある。

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