広島民の不満「チケット争奪戦が激しすぎ!」 カープ人気の高まりが招いた想定外の事態

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昨今のカープ人気ゆえか、今シーズンは、年間指定席は前年からの更新者や球団スポンサーへの割り当てなどで枠がいっぱいになり、新規発売がなかった。つまり、3月1日の発売前に年間指定席のSS席(26万2500円)、S席(21万円)、カープパフォーマンス席(9万8700円)はすでに完売していたということだ。

球場窓口での販売では、首尾よく先着順の整理券を入手できても、2ケタの番号の人ですら希望の席が買えないほどだったと聞いた。1人が買える枚数に制限がないので、窓口で2時間半も粘り、なんと500万円以上購入する「ツワモノ」も現れた。

そうなると、ごく普通のファンでも、整理券を入手できた場合には、仲間のカープファンの期待を背負って、1人が50万円や100万円を投じる買い方をするようになる。

もっとも、購入者の中に転売目的の「チケットゲッター」も大量に紛れ込んではいただろう。

定価を大きく上回る価格で取引が成立

国内最大規模のチケット取引サイト「チケットキャンプ」への出品数を見てみよう。チケットキャンプは開催県別に出品数を絞り込めるだけで、球場別の出品数までは絞り込めないので、あくまで広島県内開催分(びんご運動公園、三次きんさいスタジアム開催分含む)でということになるが、公式戦開幕前の3月24日時点で、広島県内開催分の出品件数は1万2491件もあった。

これは、阪神タイガースの兵庫県内開催分の4850件の実に2.5倍。読売巨人軍の東京都内開催分(東京ドーム+神宮球場開催分)の7139件をもはるかに上回る件数である。

定価を大きく上回る価格で取引が成立しているケースも多い。定価3600円の開幕戦のA指定席の売買が2万円で成立していたり、定価26万2500円の年間指定SS席が、そのままの価格で売りに出されて、結局48万6500円で買い取られている事例もあった。

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