中国メディアが米中首脳会談を称賛したワケ

両国の対立は「不可避ではない」

 4月8日、中国国営メディアは、先の米中首脳会談について、両国の対立は不可避ではないことを世界に示したと称賛した。7日撮影(2017年 ロイター/Carlos Barria)

[上海/北京 8日 ロイター] - 中国国営メディアは8日、先の米中首脳会談について、両国の対立は不可避ではないことを世界に示したと称賛した。

トランプ米大統領と中国の習近平国家主席は今月6─7日、初めての首脳会談を米国で行った。

国営英字紙チャイナ・デーリーは、トランプ氏が大統領選で中国に強硬な姿勢を示し、大統領就任前に台湾の総統と会談するなど、米国の対中政策で「分かりにくいシグナル」があったものの、首脳会談は「可能な限り順調に進んだ」と評価した。

同紙は社説で「双方は建設的な二国間関係の構築に同じように熱心な様子だった」と指摘。「両国の衝突が避けられないと思い込んでいた人々には理解しがたいかもしれないが、両政府は衝突をうまく防いだことで、対立が不可避ではないことを示した」と分析した。

中国共産党機関紙・人民日報傘下の有力国際情報紙である環球時報 は、首脳会談は「両国関係がトランプ氏の大統領就任後も引き続き極めて順調であることを示した」とし、両国はより「実用的な関係」を築く可能性が高いと指摘した。

人民日報海外版の一面社説も、首脳会談で両国関係の発展が方向づけられたと評価する論調だった。

ただ、中国メディアの社説では、米軍によるシリア空軍基地へのミサイル攻撃についての言及はなかった。

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