【完全保存版】東電株主総会、全議事録(6) 3時間41分にわたるやりとりを、すべて公開

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(撮影:尾形 文繁)

2234番・男性: 入場表番号2234番の株主です。私は東京の板橋から来ました。で、基本的には私は福島の事故等もありましたので、廃止してもらいたいと思います。けれども今世間の動きとして再稼働の動きがあると思います。私の住んでいる板橋区では首都高の熊野町交差点で大きな事故が燃料のあれで起きました。核燃料等々について、輸送等が陸上、特に高速道路等を使って送られるわけですけれども、高速道路等で大きなそういった事故等がありますし、それからトンネル等についての事故等々、そういったことも昨今起きています。

核燃料等々についてのそうした事故に対する対策等々について、私は板橋区の住民の立場から区のほうでも事業者と情報を得た上で安全対策を取ってほしいということを申し出ています。今回は株主の立場からそうした事業者として今後再稼働については望んでいるわけではありませんが、どういう形で各自治体等々とそういった連絡等々を取り合っているのか。

あとはもう一つ、そういった陸上における首都高等々を利用した核燃料輸送については、どういう事故に巻き込まれるとも限りませんし、なるべくなくしてもらいたいと思います。で例えば海上だとかその他のもっと安全などうしても再稼働せざるを得なくなっている、燃料を輸送する場合について検討すると思うんですけど、その点についてどういうお考えを持っているのか質問したいと思います。

下河邉会長: はい、ありがとうございました。2234番の株主様から、核燃料の輸送に伴うですね、事故リスクに関連してのご質問だったと思います。副社長の相澤よりお答えを申し上げます。

相澤副社長: 相澤でございます。ご指摘ありがとうございます。またご心配の向き、ご了解致しました。核燃料の輸送につきましては、国交省等々、あるいは関係各省等と十分なご相談、調整をさせていただいた上に、安全対策を十分施した上で実行させていただいております。今のご意見も踏まえまして、今後さらに一層の安全対策を強化していきたいと思います。どうかよろしくお願いします。どうもありがとうございました。

下河邉会長: はい、引き続き質問をお受けしたいと思います。それではアリーナ席中央1ブロックで手が挙がっております。どちら様を指しておられるのかな。一番こちらの方ね、左の方ね、はい。そちらの後ろの方、後ろのその列で。はい。

662番・男性: 662番、●●と申します。あなたたちはですね、原子力ね、私原子力は正しくですね、作り生かしゃこれはいいんだけれど、前にも言ったようにですね、あなたたちはその原子力の必要性と正しく管理するというね、責任を取ってないんですよ。

一番の問題はね。ちゃんと作るか。ある奥さんが言いましたよね。原子力はね、ロケットが落ちてきても飛行機が落ちてきてもですね、安全だと。私は前の総会でも言いましたよね。原子力は安全を重視しなくちゃならないし、そして原子力の廃棄物はまた責任を持って管理し、処理しなくちゃならないが、その処理されないのは何事だと言ったと思います。ね。そういうことをいまだに続けている、これはやっぱリーダーがリーダーとしての責任を放棄したんだからね、役員が悪いと。ましてや監査役はそういう指揮のもとにね、監査責任を履行しなくちゃならないと、法律に定まっているに関わらずですよ、問題ありません、監査役は死刑にされても仕方ない。そういうようなデタラメ監査役は監査役から辞退してですね、刑事責任をもってですね、処罰されるべきである。

それとですね、この会場にですよ、ね。普通の者は株主しか入れない。株主しか入れないのにですね、一番前列にですよ、ずらーっとですね、株主以外の人たちがですね、専有している。これもこういうことをね、させること自体がおかしい。なぜそういう馬鹿げたことをですね、させるのか。原子力の安全性と責任、一つね。それがそれぞれのリーダーは勉強していない。じゃあなたたち全部辞めてくれと。俺にポストくれ、金くれってあなたたちと代わってやったっていいよ。政治に対しても発言ができる。

それとそれぞれの政治のね、発注責任というのもあるし、製造業の連中に対しても責任はあなたたちは求めていない。そういうような卑怯なね、原子力ね、企業であってはいけない。ね、株主さん皆思うでしょ、そのように。ね。原子力は正しく使えば原子力なんです。

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