【完全保存版】東電株主総会、全議事録(6)

3時間41分にわたるやりとりを、すべて公開

下河邉会長: はい。もう一点本日の総会におけるですね、株主以外の人間が総会場にですね、席を占めている云々のご質問をいただきました。総会が開会されてから以降のですね、本総会の議場整理並びに議事運営につきましてはですね、定款並びに取締役会の決議で本総会の議長を務めております私が、すべての権限を持ってその掌に当たらせていただいておりますけども、ご質問の関係でのお答えはですね、その関係を担当しております常務の増田よりお答えさせるのが適当かと思いますので、増田よりお答えを致します。

増田常務: 常務の増田でございます。ただ今の●●様からのご質問。恐らく前方のほうに座っております警備員等々と、これが株主でないのに何で入っているのかというご質問かと承りました。私ども、先ほどもちょっとお答えしましたとおり、株主総会、非常に日本でも一、二を争う数の株主様がみえます。その中でいかに円滑に議事を進めていくか、不慮の事態が起こらないことも考えられませんので、その点を考慮致しまして、警備の人数を配備させていただいております。よろしくご理解のほどお願いを申しあげます。以上でございます。

下河邉会長: はい、引き続き質問をお受けいたします。スタンド席からお受けいたしたいと思います。スタンド席1階北側、1ブロック。1ブロックですかね、はい、そちらの方お願い致します。

3029番・男性: 入場表番号3029、●●と言います。原子力の健康被害についてちょっとお伺いします。前提としてですね、私は三重県の四日市の出身で、今から50数年前四日市の、今では四日市喘息と言われていますけれども、公害病で有名になった町で。私の両親は両親とも公害病認定患者でした。父は88で亡くなりましたが、母は今でも93歳で存命中でございます。これが第一の前提で。第二の前提として私は近くの市場で毎週福島産の蒲鉾で『初音』という銘柄の蒲鉾を売っているんですが、これを毎週買ってきて食べていますし、福島産の牛肉も買ってきて食べていますが、結構こういうものうまいんで。うまいんだけれども、まだ影響は出ておりません。20年か30年かかかるんでしょうけれども。

それを前提としてですね、火力発電のことについて伺います。完成してから20年、30年経って老朽化しているという話がありましたけれども、これを今フル稼働で動かさざるを得ない状況にある中で、原油のコストだとか、それから健康被害。つまり四日市喘息じゃないですけれども、呼吸器系だとか循環器系の疾患、恐らくこのままだと原子力の健康被害はなかなか見えづらいんでしょうけれども、そのCO2の問題なんかもあってですね、むしろ火力発電を稼働させることによるそういう疾患のほうが、目に見えた形で直接、間接に影響が大きいのではないかと思われます。正式な統計数字があるわけではございませんけれども、こういうことを考えれば私はその原子力の原発の再稼働はあってしかるべしだし、むしろ稼働させながら防災をやっていくという考え方もあってもいいのではないかと思われますが、いかがでしょうか。これが一つ目。

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