シェールガス革命で、日米の黄金時代が到来

太陽光発電は、次世代エネルギーの「本命」ではない

世界で最も安いエネルギー(電力)を堀り、世界で最も安い材料を手に入れ、製造業復活を宣言した米国は間違いなく、もう一度ブッチ切りの世界最強国に躍り出るだろう。そして、鉄、アルミ、炭素繊維をはじめとする素材力、建設機械・鉱山機械、LNGプラントなどで最先行する日本の技術力が米国発のシェールガス革命に大きく貢献していくことになるのだ。

BRICSが減速、欧州も低迷、世界を牽引するのは日米

エネルギーのほとんどを石炭に頼り、CO2をはじめとする公害問題に苦しむ中国は、太陽電池に全力投球という姿勢を見せるが、この米国発のシェールガスラッシュには到底太刀打ちできない。先ごろアジア開発銀行は中国のGDP成長率(2013年)を8.2%から7.7%に下げ、2014年についても7.5%と低く見積もる見通しを明らかにした。これに対し日本は当初予想の1.2%から1.8%に上昇、アベノミクス効果による内需拡大とシェールガス革命を要因とする円安効果が歴然とあらわれてきた。

インドの成長率も6.0%から5.8%にダウン、ブラジルも一気に経済が減速、ロシアも天然ガスが伸びず苦しい。この10年間をひっぱってきたBRICSがついにトーンダウンしてきたのだ。EUは2番底の景気低迷にあえぎ抜け出すことができない。

それでは、これからの数年間の世界経済をひっぱる国はどこか。いうまでもない。シェールガス革命で最強国にひた走る米国と、アベノミクスで復活鮮明な日本であり、再び日米主導の黄金時代がやってくるのだ。

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