送別会前に知りたい「花束贈呈」基本中の基本 予算は?選び方は?渡し方に作法はあるの?

✎ 1〜 ✎ 5 ✎ 6 ✎ 7 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

いずれにしても、良い花束を贈るコツは良いフラワーショップを見つけることから始まる。「ふだんから、フラワーショップを見て、お店のテイストを知っておくことが重要です。たとえばカジュアルな花屋さんに行って、フォーマルな花束を作ってほしいと頼んでも、そもそもフォーマルな花がなく、思い通りの花束にならないことも考えられます」(西澤氏)。

年度末は、あらかじめ予約しておくのが吉!

一方、いくらお気に入りのフラワーショップを見つけても、その日に欲しい花が必ずしもあるとは限らないので、確実に仕入れてもらえるように、できればあらかじめ予約を入れておきたい。「年度末の時期も、送別会が集中するため予約をしておいたほうがいいでしょう。ぎりぎりに頼んだら、セレモニーに間に合わない可能性があるからです。予約する際も、何時までに作っておいてほしいと言っておいたほうがいいでしょう」(西澤氏)。

多くのフラワーショップは電話やネットでの注文を受け付けている。慣れてくれば、そうした注文方法を活用すれば便利だ。

「とくに春は、花贈りには最適の季節。チューリップ、スイートピー、アネモネ、ラナンキュラスをはじめ、春にしかない花がたくさんあります。また、桜や桃といった枝ものもあるので、見ているだけでも楽しいし、いつもと違った趣も出せます」(西澤氏)。もし、花束の手配を頼まれたら、目的・予算・好みに加えて、「春の花を入れてください」と言ってみるのもいいかもしれない。季節感が漂う思い出に残る花束になるはずだ。

竹内 三保子 カデナクリエイト

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

たけうち みほこ / Mihoko Takeuchi

明治学院大学経済学部卒業後、西武百貨店入社。紳士服飾部、特別顧客チームを経てフリーライターに。その後、編集プロダクション・カデナクリエイトを設立。流通業で培った顧客視点で執筆を行っている。共著に『図解&事例で学ぶビジネスモデルの教科書』『クイズ 商売脳の鍛え方』など。最新著に『課長・部長のための労務管理 問題解決の基本』(カデナクリエイト著・マイナビ出版)。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事