銀行のキャンペーンに乗るとカモネギになる

おカネを増やしたい人は何をすればいいのか

たとえば、キャンペーンで一見手数料が優遇されているような外貨預金があったとします。こういう場合、そもそも設定されている手数料が高すぎるケースがあります。キャンペーンなどを利用しなくても、別の金融機関や別の方法を使えば、もっと有利な条件で取引できることは、よくあることなのです。

また、為替相場は、短期的に大きく変動することが少なくありません。もしキャンペーンで為替手数料が多少優遇されたり、上乗せ金利がついたりしたとしても、簡単にそれを上回る損失が発生してしまいます。「お得」と思ったのに、本末転倒です。

「特典が大きい」=「金融機関の儲けもハンパない」 

ここでお伝えしたいのは、キャンペーンで本当に得をしているのは、「キャンペーンに乗せられたお客様」ではない、ということです。

金融機関は営利企業ですから、自分たちにとって最終的に損になることは絶対にやりません。キャンペーンなどで手数料を優遇しても、それをほかの収益で十分にカバーできると思うからキャンペーンを仕掛けているのです。決して「金融機関のお客様への日頃の感謝の気持ち」などを表したものではありません。

銀行や証券会社だけでなく、保険代理店や不動産会社のセミナーも同じです。

よく「働く女性キャリアのための生命保険セミナー」や、「女性ための不動産投資セミナー」などと銘打ち、会場は高級ホテルでケーキとコーヒー付き、参加費は無料といったものが開催されています。告知を出すと、あっという間に参加者が集まるそうですよね。

しかし、タダでコーヒーやケーキをごちそうしてくれると思ったら大間違いです。「セミナーに参加した中の一定割合が保険に加入したり、不動産を購入したりしてくれるから、会場費もお茶代もすぐに元が取れる」ということです。つまり、特典などを付与してコストをかけて集客しているのは、それだけ儲けが大きい商品を扱っているからです。そういう商品を利用すると、間接的にそのコストまで負担させられるということを認識する必要があります。

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