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モデル写真は「未加工」が最新トレンドだった 下着ブランドが「ありのまま」で収益21%向上

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オンラインのファッションリテールであるモッドクロースはあらゆるサイズに対応したコレクションを展開しており、キャンペーンではモデルではなく「リアルな人々」を中心に据えている。モデルを前面に出す場合は体形はさまざまであり、フォトショップ編集は行われていない。

モッドクロースは2014年に1500人のアメリカ人女性を対象にアンケート調査を行ったと、共同創設者であり最高クリエイティブ責任者であるスーザン・グレッグ・クローガー氏はいう。その結果、67%の回答者が、リタッチやフォトショップを限定的にのみ使う会社から買うと答えていた。

「業界では比較的まだ珍しい取り組みだ。視覚的にも私たちのブランドは、それによって差別化ができていると思う」。あこがれを売るようなブランドにとっては、この「リアルさ」を売りにするアプローチは機能しないかもしれない。しかし、カスタマーと繋がりをもつ方法はほかにもある。

カスタマーと繋がる方法

「あこがれや夢を描くこういったブランドにとって、エイリーが築き上げてきたカテゴリーは矛盾するように見えてしまう、ラグジュアリーブランドが『リアルさ』の流れにシフトしない理由はそこにある。しかし、ブランドの考える『多様性・いろいろな要素の受け入れ』の定義は、カスタマーはブランドにどんな部分を反映して欲しいのかを学ぶなかで広まりつつあるのだ。それは年齢かもしれないし、人種かもしれない」と、TDA_ボールダーの戦略ディレクターであるコンスタンス・デチャーニー氏は説明する。

デチャーニー氏によれば、ファッションブランドは、身体的スタイルが皆「同じ」であることでマーケティングするブランドも存在し続ける一方で、その考えに真っ向からぶつかるブランドもまた歓迎されるだろうということだ。それは30歳以上のモデルを起用するということかもしれないし、欠点を写真から消すことをしないということかもしれない。

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【欠点を受け入れて見せるという考え】

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