バナナマン・設楽統が、森山良子に見せた素顔 「僕はちゃんとした人じゃない」

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

設楽:でも、行ってる高校が名門校じゃないですか(笑)。だけど、モノを作ってる人って卑屈な部分があってモテないとかカネがないとか、それをバネにするところから始めてるから、卑屈を大事に持ってるというのもあるんですよね。

森山:それもこだわりかもね。一番大事なものは誰にも見せないで、大切に心に持って生きてきたんだから。設楽さんは早く結婚したでしょ。お子さんももう中学生で。いくつくらいで結婚したの?

設楽:結婚自体は25歳とか26歳ですけど、19歳から付き合ってたんでバナナマンを組むよりも前からですね。

森山:その落ち着いた感じも、世の女性は安心感があって素敵と思うのかもしれないわね。家族って、その人を支えてるバックグラウンドの宝物みたいに感じるのね。「ひとりぼっちじゃない。頑張ろう!」っていう力にもなるというか。すごく素敵なことだから、直太朗にも結婚して家族を持ってほしいと思うんだけど、最近では顔を見るたび「どう? どう?」って言っちゃって。やめようと思うんだけど、こらえられないの(笑)。

直太朗が好きならどんな人でもOK

バナナマン・設楽統と森山良子

設楽:今もう、けっこういい年になってきましたよね。カッコいいし、話してて気持ちいいし、モテる要素はいっぱいあるのに、彼女がいないって何でしょうね?

森山:色気がないんじゃない? 女の子とすごく仲よくなるけど、男同士みたいな仲のよさで。草食系とかいうけど、そういう感じなのかな。

設楽:僕は、「誰かいい人いない?」って言われた瞬間に直太朗くんが浮かびますよ。

森山:あらそう? よろしくお願いします(笑)。

設楽:以前、小木さんが大久保(佳代子)さんを直太朗くんに紹介したことがあって。

森山:案外、嫌いじゃなかったみたいですけど、どうだったんでしょうね。

設楽:でも、直太朗くんは美人好きだから、女芸人は連れてこないと思います(笑)。

森山:だけど、結婚は顔でするものじゃないですからね。

設楽:趣味も変わってくるかもしれないですしね。最近、山小屋を買ったりしてるから、自然派の女性を連れてきたりするかもしれないし。

森山:ふたりで作務衣着て、そば打っちゃったりしてね。でも、私は全然、どんな人が来てもOK。直太朗が大好きな人だったら……ってなんでここでこんな話してるのかしら。恥ずかしい(笑)。ただうちで一番うるさいのは小木だと思うの。「俺が気に入らないと許さない」的な威張り方をしてますから。そこをクリアしていただければ。

設楽:すごいですね、小木さんの発言力。森山家をじわじわと乗っ取ってる感じが……。

森山:うちの亡き母が、初めて小木が家に来たときに「あの人は家を乗っ取りに来た」と言ってましたけど、今はもう乗っ取られてます(笑)。

設楽:僕は、小木さんも知り合いだし、森山家の全員と知り合いだから、なんかあったら僕がみんなの調整役になりますよ。「良子ママ、今ね、小木さんこう言ってますけど……」って、できますから。力になりますよ。

森山:ホント? すごいうれしい。その力強いお言葉。頼みますよ(と言って、握手)。

設楽:なんで僕が森山家に介入するんだ? って話ですけどね(笑)。

(取材・文:相川由美、撮影:近藤陽介)

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事