日経平均は800円超の大幅続落

米国の出口懸念が世界株安招く

13日の東京株式市場は3日大幅続落。大引けの日経平均株価は前日比843円94銭安の1万2445円38銭と、日銀の「異次元緩和」発表直前、4月3日以来の安値となった。下落幅も、1143円下げた5月23日に次ぎ今年2番目。TOPIXも同52.37ポイント安い1044.17とそろって下げた。東証1部の出来高は概算で32億6458万株、売買代金は2兆6935億円。

前日の欧米市場では米国の金融緩和策の早期縮小懸念が再燃したことを背景に、株式から資金を引き揚げる動きが加速。NYダウをはじめ主要株式市場が大幅安となった。また、為替市場ではドルを売り円を買う動きが進み、円ドルレートは1ドル94円台前半まで円高に振れた。

先物のヘッジ売り続き大幅続落

外国投資家の日本株売りの動きを象徴するように、東京市場寄り付き前の外国証券経由の売買注文は、売り2250万株に対し買いが1640万株と610万株の売り越し。

こうした流れを受け、東京市場も寄り付きから日経平均が前日終値比251円安と売り先行で始まり、大口の先物のヘッジ売りが続いたことから一気に下げ幅を拡大。11時04分には本日の安値となる873円安の1万2415円を付けた。休場明けの中国市場を含めアジア株が総じて軟調なスタートとなったことも市場心理を冷やした。

昼のバスケット取引は312億円成立し、「売り買い均衡」と伝えられた。後場は円高がやや一服したことから前引けよりやや高く寄り付き、13時33分には540円安まで下げ渋った。が、その後再び売り方の勢いが強くなり、843円安と本日の底値圏で大引けを迎えた。

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