中国・四国で悲鳴、ハスモンヨトウの深刻被害

6年ぶり大量発生、イチゴやキャベツがピンチ

ハスモンヨトウの食害を受けた大豆の葉(佐賀県農業技術防除センター提供)

佐賀県農業技術防除センターは28日、大豆や野菜、花きに食害をもたらす「ハスモンヨトウ」が大量発生しているとして、県内全域に注意報を出した。県内の注意報発令は2010年以来、6年ぶり。中国・四国地方を中心に深刻な被害が出ており、薬剤散布などの対策を急ぐよう呼び掛けている。

当記事は佐賀新聞LIVEの提供記事です

ハスモンヨトウは夏が高温少雨だった年に多く発生しやすい。4センチ前後に成長した黒褐色の幼虫が大豆の葉やさやを好んで食べる。イチゴやキャベツ、キク、カーネーション、かんきつ類などさまざまな作物に食害をもたらす。

県内22カ所の大豆畑で実施した調査では、68.2%のほ場で幼虫が発生し、発生株は7.8%(平年4.9%)。特に9月後半に入って成虫の捕獲数が前週比で倍増となる1500匹を超え、産卵数が増加する見通しという。

県農業技術防除センターは「今後1カ月は平年よりも高い気温が続くことが予想され、しばらくは予断を許さない状況。早期防除を徹底してほしい」と話す。

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