経済改革へ本腰、北朝鮮が変動相場制を導入

外資導入やインフレ退治狙い、金正恩第1書記が決断?

2011年に死亡した金正日総書記の晩年から、北朝鮮は対外的に「経済強国」「知識経済強化」を打ち出してきた。金総書記の後継者となった金正恩第1書記は今年元日に発表した「新年の辞」でも、「宇宙を征服した(2012年12月に発射したミサイル(ロケット)発射が成功したことを表現)その精神、その気迫で経済強国建設の転換的局面を開いていこう」と発言、「経済強国」という言葉に7回も触れるほど、経済成長の達成を国民に約束している。そのため、北朝鮮経済の発展には必ず必要な外資導入のために、まずは為替レートの現実化に手を付けたようだ。

ただ、この約10年間でも、2002年に実施された「経済改善措置」(7・1措置)をはじめ、北朝鮮は数度の経済改革を実施。為替政策にも力を入れたものの、成功にはほど遠い結果だった。今回の変動相場制の実施も、再び急激なインフレを招く恐れもあり、国民の反発が高まって取りやめる可能性も十分にある。

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