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エアバスも客寄せ、観光大国フランスの商魂 仏語オンリー脱却、英語や日本語も活用へ

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アルビのサント・セシル大聖堂。レンガ造りでは世界最大。

地域の多様性生かすことが、海外からの集客の武器

海外へ観光プロモーションする際にも、「事前に各観光スポットのバラエティの分析をして、観光客がどこへ好んで行くのかも精査した」(ゲラン総裁)。

アトゥー・フランスは、2012年10月に行った来日プロモーションで本格的にミディ・ピレネー地域を旅行業者に紹介、即座に日本の大手2社の旅行会社がツアー商品化した。「2ツアーで600人の予約が集まった」(ゲラン総裁)という。

海外から日本に誘致された観光客(インバウンド)の数は、海外からフランスへ向かう観光客の約10分の1。政府の観光予算も同様の開きがある。

彼我の差は大きいが、日本でも北海道から沖縄まで、風土や気候の差が生む多様性を活用できれば、観光商材としてフランス同様に海外へ向けた魅力を大きくアピールできる。

フランス自体、海外からの観光客の誘客に官民を挙げて本格的に取り組むようになったのは、ここ10年前後のこと。地域興しの強力な牽引車として、外国人観光客に地元の魅力をどう伝えるべきなのか。各国で官民が知恵を出し合う、国家間の「観光競争時代」が始まっている。
 

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