富国生命、「自由に内容を決められる」保険 主契約をなくし、保険料のムダをカット

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死亡時に受け取れる定期保険特約が3000万円、介護保障特約(有期型)1000万円、医療保険の入院日額6000円などの条件を設定した場合、35歳の男性で1カ月の保険料は1万8000円弱にとどまる。

保障内容を自由に組み合わせる保険は他社からも

また、「未来のとびら」では、60歳以上の人でも新たに加入できるプランを導入。介護保障や終身保障を組み合わせるなど、中高年層の根強いニーズに対応できるようにした。

ここ数年、生命保険業界では、保障内容を自由に組み合わせることができる商品が相次いで登場。太陽生命保険や日本生命保険は主契約を単品化したうえで自由に組み合わせることができる新商品を投入して契約件数を伸ばしている。

富国生命の「未来のとびら」は特約の組み合わせという点で仕組みは多少違うものの、保障内容のわかりやすさを特徴とする点で共通している。

岡田 広行 東洋経済 解説部コラムニスト

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おかだ ひろゆき / Hiroyuki Okada

1966年10月生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒。1990年、東洋経済新報社入社。産業部、『会社四季報』編集部、『週刊東洋経済』編集部、企業情報部などを経て、現在、解説部コラムニスト。電力・ガス業界を担当し、エネルギー・環境問題について執筆するほか、2011年3月の東日本大震災発生以来、被災地の取材も続けている。著書に『被災弱者』(岩波新書)

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