健康だと保険料が戻ってくる医療保険が好調 東京海上日動あんしん生命が新型保険
東京海上日動あんしん生命保険が新たに発売した医療保険が、好調な滑り出しを見せている。
同社は70歳までに入院や手術などに伴う給付金を受け取らなかった場合に、それまでに払い込んだ保険料全額を「健康還付給付金」として返金する終身払い医療保険「メディカルKit R」を1月22日に発売。14営業日目に当たる2月8日時点での累計販売件数が1万5500件もの売れ行きとなっている。
生命保険に詳しいフィナンシャルプランナーからも、「一定の貯蓄機能を持つことや保険料がその割に低く抑えられていることを含めて、よく考えて作られた商品」(なごみFP事務所の竹下さくら氏)と評価する声が上がっている。
70歳までに受け取りがなければ還付
メディカルKit Rの特徴は大きく2つ。つまり、(1)入院給付金などの受け取りがない場合に、70歳までに払い込んだ保険料が全額が還付。または入院給付金などの受け取りがあった場合でも払い込んだ保険料よりも少なければ、その差額が還付される、(2)70歳時に「健康還付給付金」を受け取った後も、保険料は加入時のままの水準で継続される。
たとえば、35歳の男性が「入院給付金日額1万円」タイプに加入した場合、70歳までの支払保険料総額は約265万円になる(保険料月額6330円×35年間)。これに対して、70歳までに入院や手術などがなく、給付金を受け取らなかった場合には、265万円全額が返金される。また、70歳までに5日間の入院および外来手術1回(5万円)で計10万円の受け取りがあった場合には、差額の約255万円が戻ってくる。70歳で健康還付給付金を受け取った後も、加入時と同じ保険料が続くのも特徴だ(35歳の時に加入した場合は月6330円のまま)。
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