小さくても高収益企業
収益性を見る指標であるROEがずば抜けて高い銘柄も多い。地盤ネットやエイチーム、リブセンス、モブキャストなどがROE50%超えと高いが、CRO(臨床試験受託)のリニカルと米国系IT大手の日本オラクルもROE40%を超えている。
時価総額の大きいところでは、来期増益率で154位のヤフーとともに178位のセブン&アイも注目される。
出遅れ修正でPBR1倍割れ企業を中心に見直されてきた国内の株式市場。今後は、来期業績を本格的に織り込みにいく局面となる。3月決算企業の場合、4~5月の決算時に、いったん会社見通しベースで株価に織り込まれてしまう可能性もある。マーケットの主役になりそうな企業を早めに探しておきたい。
(撮影:今井康一)
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