3つの分野のうち最も効果が出やすいのが「外見」です。内面を劇的に変えるのが難しい一方、外見を変えることは比較的容易です。たとえば、髪型や服装を変えてみる。姿勢をしゃんとする。それだけでも見栄えは大幅に変わります。
見た目の印象が変わると、周囲の評価、特に身繕いに敏感な女性の評価が上がります。しかもおカネも時間もそんなにかからない。やらない手はないと思うのですが、意外にも多くの男性は何もしないままなのです。
なぜでしょうか?
実はそこに若い女性の恋愛対象になるか否かを左右する「心理の壁」があるのです。
「ありのままの姿」という心理の壁
外見を変えることに対して、かなり多くの中年男性が「何も、そこまでして」と腰が引けてしまいます。「男は中身で勝負だよ!」と言う人もいます。自らのこだわりは変えられないという人もいます。しかし、そういう人たちも、就職活動のとき、リクルートスーツ着ていましたよね。
そうしないと、中身がどんなによくても企業に受け入れてもらえないからです。自分が「選ばれる」立場であることをよく自覚して、面接官の視点で自分の髪型や服装を整えたからです。
「恋愛対象になる」というのも同じことです。女性に「選ばれる」という立場をよく自覚して、女性の視点で服装や髪型を選ぶべきなのです。
私は相談者の人から、「ありのままの自分を受け入れてほしい」というセリフをよく聞きます。残念なことに、これはかなわない願望です。女性は親御さんではありません。「ありのままの姿」を受け入れてもらえるはずがありません。
相手に受け入れてもらおうと思ったら、その目的に対して合理的な行動をとるべきです。そうした意識改革ができたとき、「選ばれる」おじさんへの道が開かれることでしょう。
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