次の目標はリーマン後の戻り高値1万1408円

日経平均株価が終値で1万1000円台回復

「節分天井」への警戒感も

さて、当面の日経平均株価だが、次の上値メドは10年4月につけたリーマンショック後の戻り高値1万1408円になりそうだ。30日のような勢いがあれば、早期に接近・到達する可能性もある。

しかし、到達したとなれば、達成感から利益確定売りに押される場面も想定しうる。また株式市場には「節分天井」というアノマリーがある。

1月は新規資金流入で株価は上昇しやすいが、2月に入ると3月決算を前に機関投資家が利益確定売りを実行しはじめ、節分前後から株価が下がり出す傾向にあることから、このように言われる。

もちろん実際にこの通りなると決まっているわけではなく、昨年の2月のように日銀の金融緩和(12年2月14日)をきっかけに、2月中旬以降に株価が急上昇したこともある。ただ、昨年と違って日経平均はすでに大きく上昇していることから、「節分天井」が利益確定売りの口実に使われることはあるかもしれない。

前出の東野氏も目先さらに上昇した後については、慎重視しており、調整時の下値メドは「浅くて1万1000円、やや深ければ25日線水準の1万0600円前後」と見ている。

(「株式ウイークリー」編集長 藤尾 明彦)
 

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