新型「ベンツAクラス」に乗ってみた 輸入高級車ブランドがコンパクトを攻めるワケ

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新型「メルセデス・ベンツAクラス」のメーター周り

「小型車というセグメントに一石を投じたい――」。メルセデス日本の上野金太郎社長が、1月17日に東京都内で開いた新型Aクラス発表会見で力強く述べた言葉の裏には、勝算も感じられる。Aクラスの投入で、従来にない顧客層を開拓できる手筈が整う。

成熟経済で消費者のニーズが多様化する日本では、もはや「車格」という概念が崩れていると言ってもいい。日本車メーカーもトヨタがレクサスを展開。他社でも高級車ブランドの導入を検討する動きがあるなど、課題は認識しているはずだ。ただ、レクサスは販売が伸び悩み気味だ。

やはり、そこには長年培った「ブランド」という壁が立ちはだかっている。とはいえ、ニッチでも広がりを見せつつあるプレミアムコンパクトに手を打てなければ、日本車にとってただでさえ分の悪い高級車セグメントは、いつまでも欧州勢に追いつけない。

又吉 龍吾 東洋経済 記者

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またよし りゅうご / Ryugo Matayoshi

2011年4月に東洋経済新報社入社。これまで小売り(主にコンビニ)、外食、自動車などの業界を担当。現在は統括編集部で企業記事の編集に従事する傍ら、外食業界(主に回転ずし)を担当。趣味はスポーツ観戦(野球、プロレス、ボートレース)と将棋。

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武政 秀明
たけまさ ひであき / Hideaki Takemasa

1998年関西大学総合情報学部卒。国産大手自動車系ディーラーのセールスマン、新聞記者を経て、2005年東洋経済新報社に入社。2010年4月から東洋経済オンライン編集部。東洋経済オンライン副編集長を経て、2018年12月から東洋経済オンライン編集長。2020年5月、過去最高となる月間3億0457万PVを記録。2020年10月から2023年3月まで東洋経済オンライン編集部長。趣味はランニング。フルマラソンのベストタイムは2時間49分11秒(2012年勝田全国マラソン)。

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