満員電車は回避可能?電車の混雑予測が進化 東京オリンピックの鉄道、現状では混乱必至

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将来的には車両ごとの混雑度合いなどの予測も可能になることが期待されている(写真:ABC/PIXTA)

ビッグデータを活用した電車混雑予測の取り組みが各所で進んでいる。

経路検索サービス大手のナビタイムジャパンは、「電車混雑予測」を大幅にリニューアルし、予想対象路線を首都圏の主要54路線に拡大した。

混雑予測が表示されるのは「乗換ナビタイム」アプリ。ルートを検索すると、時間が短い順や料金の安い順に複数のルートが表示されるが、所要時間や金額に加えて、それぞれのルートの「混み具合」も表示される。

それだけではない。乗車中の混み具合を駅ごとに確認できるため、どの駅から混雑する、利用者が減るといった予測が可能になる。さらに「時刻表」では出発時刻それぞれの電車ごとに混み具合を比較できる。

通勤ラッシュ時でも混み具合には大きな差

だが、通勤ラッシュの時間帯はほとんどの列車が混雑しているのではないか。このような質問をナビタイムの担当者にぶつけてみたら、意外な答えが返ってきた。「たとえば、東京メトロ副都心線には朝8時台に千川始発で都心に向かう列車が2本ある。この列車は郊外の人を運んでいない分だけすいていて、座れることも結構ある」。

ほかにも都営地下鉄新宿線は大島始発で都心に向かう列車が7時台に2本、9時台に1本ある。こういう電車があることが事前にわかれば、混雑で嫌な思いをしなくてすむ。

逆に通常よりも混雑する列車もある。たとえば、東急田園都市線は朝のラッシュピーク時を過ぎると、都心に向かう急行が復活するが、朝9時台でも急行の利用者は多く車内も混雑している。

鉄道通や地元の利用者はこうした情報を知っているかもしれないが、仕事の都合などで突然、通勤ラッシュ時に副都心線を利用しなくてはいけない人にとっては役立つ情報に違いない。

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