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ビジネス #鉄道最前線

隈研吾がレストラン電車をデザインした理由 新国立競技場の設計者がこだわる"木の質感"

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天井に柿渋の和紙を使った2号車の車内(撮影:尾形文繋)

――客席のある2号車・4号車の天井は、2号車が柿渋の和紙を使ったデザイン、4号車ではとなっていますね。

柿渋の和紙というのは、和紙を長持ちさせるために伝統工芸で使われてきた材料なんですけれど、伝統工芸が車両デザインに入ること自身、ちょっと新鮮な感じがするんです。車両という鉄の塊の中に、そういうものを入れ込めるという。例えばヨーロッパやアメリカの人に、紙が電車の中に使われているといったらびっくりすると思いますね。

――ヨーロッパの食堂車のお話が出ましたが、日本とヨーロッパの鉄道デザインを比べてどのように思われますか。

日本は、速さという意味で新幹線が世界の鉄道の歴史を塗り替えたので、逆にゆったりとした移動の時間を楽しむというところが忘れられてしまった気がするんですね。ヨーロッパは逆に、高速列車はとりあえず速く走ってくれればいい、でもゆっくりした時間もあるというふうな、鉄道文化みたいなものが残っている感じがします。

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